フィリピンにおける革新的ソーシャル・ビジネスへのお誘い

CARD MRIとは

CARD(Center for Agriculture and Rural Development:農業・農村開発センター)は1986年に農村支援のNGOとしてスタートしました。土地なし農民が零細規模のビジネスを始めるための少額の融資を提供することから活動を始め、その後、貯蓄、保険、ビジネス開発、研修などを提供する機関を順次設立してきました。2017年2月現在、マイクロファイナンス・サービスを包括的に提供する14機関から構成されるCARD MRI(CARD Mutually Reinforcing Institutions)を構成し、フィリピン最大のマイクロファイナンス機関、そして社会開発グループに成長しました。


アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、その設立以来、CARD MRIとの緊密なパートナーシップを築いています。


データから見るCARD MRIのいま

2017年2月現在、グループ全体で約412万人のメンバー(CARD MRIでは顧客を"メンバー"と呼びます。その9割以上が女性です)を対象に、少額の融資、貯蓄、保険などのマイクロファイナンス・サービスを提供しています。メンバーの家族も対象となる共済保険を含めると、被保険者数は約1,259万人、フィリピン総人口の 12%に相当します。
融資残高は160億ペソ(約358.4億円*)、フィリピン全土に2,493カ所の支店の他、ベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシア、香港に提携事務所があり、2014年にはミャンマーでマイクロファイナンス・サービスを開始しました。
2017年2月現在、スタッフ総数は11,864人です。


* 1ペソ=2.24円(2017年4月10日の為替レート)

CARD MRIを構成する14機関 [詳細]

1.

CARD, Inc. (別称:CARD NGO) *非営利

2.

CARD Bank, Inc.(CARD 銀行)

3.

CARD MBA, Inc.(CARD 共済組合)  *非営利

4.

CMDI, Inc. (CARD MRI開発大学校 ) *非営利

5.

CARD-BDSFI (CARD ビジネス開発支援財団)  *非営利

6.

CaMIA , Inc. (CARD MRI 保険代理店)

7.

CARD SME Bank, Inc. (CARD 中小企業銀行)

8.

CMIT, Inc. (CARD MRI 情報技術社)

9.

BotiCARD Inc. (ボティ・カード社)

10.

Rizal Bank, Inc. (リサール銀行)

11.

CARD LFC (CARD リース金融会社)

12.

CPMI (CARD パイオニア マイクロ保険会社)

13.

RISE, Inc. (連帯・エンパワメント責任投資金融会社)

14.

Mga Likha ni Inay, Inc.(マガ・リクハ・ニ・イナイ社)


CARD MRIの受賞歴

・フィリピン中央銀行ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)賞(2013年)
・ラモン・マグサイサイ賞(公共サービス部門、2008年)
・大統領民衆パワー賞(コラソン・アキノ前大統領、2005年)
・グローバル・マイクロファイナンス優秀賞(米国グラミン財団、2003年)
・フレーム優秀賞(マイクロファイナンス標準連合、2000年)


創設者ハイメ・アリストトゥル・B・アリップ

アリップ氏

【現職-主要な役職のみ】
・CARD MRI常務理事
・International Cooperative and Mutual Insurance Federation
 (国際協同組合保険連合、本部:英国)理事
・Population and Community Development Association
 (人口・地域開発協会、タイ)マイクロファイナンス上級アドバイザー

【過去の主な職歴】
・マイクロファイナンス情報データ共有システム(フィリピン) 会長〔2012年~2017年1月〕
・Oikocredit(本部:オランダ)理事〔2008年~2014年〕
・米国グラミン財団(米国)国際諮問委員会委員〔2006年~2010年〕
・フィリピン政府社会福祉開発省次官〔2002年~2003年〕
・フィリピン政府農地改革省次官補〔1996年~1998年〕

【学歴】
・ハーバード大学ビジネススクール経営プログラム修了(2007年)
・東南アジア学際開発大学(SAIDI)で組織開発学博士号取得(2002年)
・フィリピン大学農業マーケティング修士号取得(1983年)