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2021年7月8日  

寺島善一氏著『評伝 孫基禎 スポーツは国境を越えて心をつなぐ』学習へのお誘い
~本を読みながら、オリンピックの精神と日韓関係についていま一度考えませんか~


今年7月23日に開会する東京2020オリンピック。 これまでのコロナ禍がなかなか収束しないまま、ワクチンの接種が高齢者を中心に始まったとは言え、感染力の強いインド型変異ウイルスが新たな脅威になりつつあります。こうした中、アスリートを応援したい気持ちがある一方、国民の声を聴こうとしない政府のオリンピック開催に向けての姿勢にはご疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

「日韓みらい若者支援事業」を推進している私たちは、寺島善一明治大学名誉教授著『評伝 孫基禎 スポーツは国境を越えて心をつなぐ』(社会評論社、2019年発行)をみなで読み、1936年のベルリン・オリンピックで日本代表としてマラソンで世界新記録をうちたて優勝した孫基禎の物語と彼のオリンピック精神について学習することを提案します。彼は、当時、日本が植民地化していた朝鮮の、中国と国境を接する片田舎の町で生まれ、走ることが好きで、貧困と多くの苦難を抱えながらも、多くの人に支えられながら当時のマラソン界の頂点に立った人です。朝鮮民族の人たちが日本という国に支配されているという現実の中で、マラソンを愛する気持ちと朝鮮民族への強い思いの狭間で苦悩しながら、「日の丸」を背負って優勝しました。しかし、戦後、朝鮮半島の人々が独立を果たした後、スポーツは民族や国籍の違いを超え、平和に寄与するものと確信し、オリンピック精神を推進し、日韓のスポーツ交流と親善の促進に大きな貢献をしました。

東京オリンピックが開催されようとしているいま、オリンピックの精神と、孫基禎のスポーツ哲学、そして彼が日韓関係で果たした役割をいま一度、オンラインで共に学習しませんか。
書籍は書店で、あるいはネットでご購入いただくか、あるいは「日韓みらい若者支援事業」事務局にお問合せいただければ、先着18名の方には下記の要領でご自宅へお届けすることができます。 書籍を読まれた方々を中心に、7月末から8月上旬にオンラインで学習の場を設けたく、開催日等については改めてご案内いたします。

【書籍を希望される方 申し込みフォーム】 https://forms.gle/8tySSWhhzsi4hmrCA
* 申し込み期限:2021年8月10日(火)(延長しました)
申し込みフォーム受信後、事務局よりEメールで書籍代(送料無料)のお振込み先をご案内します。
また、「日韓みらい若者支援事業」では、今年の秋頃に、著者の寺島先生をお招きして講演会ならびにパネル・ディスカッションを開けないか検討しています。企画が実現しましたら、ウェブサイトでお知らせします。

◇お問い合わせ先
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
メール:info@acc21.org  電話:03-3945-2615