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2015年6月1日 

ネパール地震緊急・復興支援
支援物資の配給が続く中、授業を再開した学校はわずか


 5月31日(日)、一部学校の授業が再開されました。再開は5月中旬に予定されていましたが、12日に起こったM7.3の余震で延期されていたものです。しかし、安全が確認されて授業が再開された学校はごく一部で、報道によれば、高校生までの子どものうち98万人以上が今も学校に通えていません。
 ネパール全土で全半壊した学校は少なくとも1,600校に上るとされていますが、ユニセフ=国連児童基金によると、被害の大きかった地域で仮設の教室の設置を急いでいるものの、これまでに整備されたのは1万4000人分にとどまっているとのことです。
 ACC21が支援するコンサーン・ネパールでは、緊急物資の支援を続ける傍ら「チャイルド・フレンドリー・ルーム」("Child Friendly Room")の設置を始めました。震災で被害にあった子どもたちの多くは、トラウマを抱えることも多く、一刻も早い「災害心理ケア」が求められます。教師が確保できるところに設置された、このような屋外の「チャイルド・フレンドリー・ルーム」は、子どもたちがリラックスできる数少ない空間であり、多くの学校で再開のめどが立っていない現在、優先度が高い活動の一つとなっています。(コンサーン・ネパール代表Bijaya氏のメールより)


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 到着が遅れていたACC21からの送金もようやく現地の銀行口座に入金が確認され一安心です。Bijyayaさんから届いた5月25日までの緊急支援物資等の配布状況は以下の通りです。


地区
防水テント
食料パッケージ
マスク
Ichangu 65 65 250
Sankhu 65 47 350
Dhimilohnan 6 75 90
Bijyayashori Chamati side 0 70 250
Trishuli 30 500 500
Sanepa 20 50 250
Majipat 0 42 250
Chhaimale 18 38 250
Bhaktapur 30 220 400
Dhamaltar Tolha 6 32 0
Fushal 7 32 0
Gorkha District*1 25 0 0
Jaishaidevel 11 27 0
*1)Gorkha Districtでは、学校再建のため学用品の支援も行った。

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