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次世代を担うアジアの社会起業家へ
第2次アジアNGOリーダー塾 NGO事業スタートアップ支援プロジェクト 第1回

NGO事業スタートアップ支援プロジェクトが始動
「途上国の地域づくりとコミュニティ・ビジネス ~国際協力NGOの関わり方~」
開催 報告




2015年度の「NGO事業スタートアップ支援プロジェクト」が始動しました。

この事業は、アジア地域の人々と共に活動するNGOや社会的企業(事業)の立ち上げを支援するもので、学習会、個別カウンセリング・サービスなどの他に、参加者同士が準備状況などをシェアします。対象は「アジアNGOリーダー塾」(2009~2014年度)を修了した元塾生です。

Leader02_448x291.jpg第1回として、2015年10月11日(日)、松井和久様(松井グローカル 代表)を招いて「途上国の地域づくりとコミュニティ・ビジネス~国際協力NGOの関わり方~」と題してアジア文化会館にて学習会を開催しました。







Leader01_448x326.jpg リソースパーソンの松井氏は、インドネシア地域研究者として、ジェトロ・アジア経済研究所に23年間勤務後、日本やインドネシアの会社に対するアドバイザーとして活躍する一方、大分県の一村一品運動にも携わられておられます。"よそ者"と"うち者"の関係性に焦点を当てながら、コミュニティ・ビジネスの発展に取り組まれておられ、その根底には、日本もインドネシアも直面する問題は同じで、ローカルとローカル、ローカルかつグローバルである様々な人々や、 地域の間にそれぞれの学びを促したいとの強い思いがあるとのこと。途上国の地域づくりとコミュニティ・ビジネスにおける国際協力NGOの関わり方について講義いただきました。




Leader03_448x298.jpg国際協力の現場においては、まるで魔法使いのような"よそ者"である日本人が、当たり前の日常生活を送る"うち者"と、どのような関係性をどのように築いていくべきなのか、最近取りざたされているインドネシアへの日本の新幹線輸出問題などの具体例を挙げながら説明いただきました。そして、このような環境において、事実は何か、問題は何か、どう気づきを得て、主体性、そしてオーナーシップへ向かわせるか。そのためには、事実質問(抽象的な質問や考えでなく事実の みを聞き続ける)を行うことの重要性、そうした質問の中から、解決のために真に必要な問題が見えてくること、そして聞かれる側も真の問題に気づくということを学んだ会となりました。


文責:福田

アジアNGOリーダー塾とは
「アジアNGOリーダー塾」は、日本が深いつながりを持つアジアの中で、国境を越えて社会変革をめざす「21世紀を担うNGO起業家」の発掘・支援を目的に2009年度に開講された人材育成塾。2009~2013年度までを「第1次」として、講義と海外研修などを含む約9ヶ月間のカリキュラムを実施し、約40名が参加した。2014年度から「第2次」として、学術者やNGOの活動家、起業家などをリソースパーソンとともに学ぶ「課題別ゼミナール」とアジアの現地NGOでのインターンシップ(長期・短期)を中心に運営をしております。

NGO事業スタートアップ支援プロジェクト
「アジアNGOリーダー塾」の修了生を対象として、修了生のもつ構想を実現するためのスタートアップを支援。修了生による準備状況などの報告会や学習会、個別カウンセリング・サービスなどを行っている。