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2015年7月22日 

被災家族に安全な水を!~バイオ・サンド・フィルター支援を決定しました。


コンサーン・ネパールから『被災者の多くが「安全な水」にいまだにアクセスできていない』との新たな支援要請がきました。ACC21では、みなさまからのご支援の一部を、この「安全な水」の確保のために支援することを決定しました。


汚染された飲み水は感染症を引き起こす最大のリスクです。汚染された水は、体力の乏しい小さな子どもから命を奪う最大の敵といっても過言ではありません。しかし、基礎インフラが十分回復していない被災地では、安全な上水道はもちろん、煮沸消毒するための燃料も十分ではありません。

設置予定のバイオ・サンド・フィルターの外観

そこで、開発途上国で使われているのが「バイオ・サンド・フィルター」と呼ばれる濾過器です。砂が詰まった容器に水を注いで使うものですが、砂の上の一定レベルまで常に水があることで、微生物層が形成され、浄水効果が得られるというものです。メリットとしては、 一度で大量に処理できる、濁りが少なくなる、一度設置したら何年間も使用できるという特徴があります。しかし、初期費用が多額、微生物層を形成することで機能するので取扱いに注意が必要といった課題もあって、その普及には地域差があります。 (参考:http://www.jetro.go.jp/ext_images/theme/bop/precedents/pdf/lifestyle_waterworks_in_new
delhi.pdf


今回、このバイオ・サンド・フィルターを設置するにあたっては、この微生物層を適切に形成してフィルターの機能を十分に発揮させる配慮をしています。技術者とコンサーン・ネパールのボランティアが設置前に少人数の説明会を開くほか、設置後も10週間はフォローアップのために各家庭を巡回訪問する予定です。


「チャイルド・フレンドリー・ルーム」開設資金を引き続き募集しています。



6月29日にお伝えした通り、コンサーン・ネパールでは、「災害心理ケア」を行い、子どもたちの学習の遅れを補うこともかねて、「チャイルド・フレンドリー・ルーム」の設置を進めています。



ACC21では、このプロジェクトを支援するため、引き続きご寄付を受け付けています。当面の設置目標10か所を実現するには約100万円の資金が必要です。


みなさまのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。


(詳しくは、6月29日のご報告をご参照ください)