5/27開催|長崎にある平和資料館から考える「いま、私たちは・・・」(日韓みらい学習会#1)
日韓みらい若者支援事業の2023年度初の学習会を2023年5月27日(土)の午後、オンラインで開催します。
詳細・お申込み:https://nikkangakushukai1-20230527.peatix.com/
長崎県長崎市にある、岡まさはる記念長崎平和資料館を知っていますか?
長崎原爆資料館や平和公園については、聞いたり、訪れたりしたことがある方がいると思います。岡まさはる記念長崎平和資料館は、長崎駅から徒歩10分以内の場所にあり、元は中華料理店だった建物を改修した小さな資料館です。「日本の戦争責任・加害責任」や「朝鮮人被爆者問題」に取り組まれた牧師であり長崎市議会議員をつとめた岡正治氏の遺志を継いで1995年に設立されました。
「日韓みらい若者支援事業」では、両国の関係をめぐる歴史や民間交流・協力に関わる取り組みや課題について学ぶ機会を提供していますが、日本の加害の歴史について知ることの大切さを、講師や参加者から聞くことがあります。「加害」といっても、「加害」と「被害」の2つの側面に分けるのではなく、加害側の歴史についても知る機会を設けたいと思いました。
本学習会では、岡まさはる記念長崎平和資料館の理事長、崎山昇氏を講師にお迎えし、資料館設立の主旨や展示内容、若者との交流「学ぶ旅」、若者との取り組みについてお話していただきます。そして、参加者の皆さんと共に、今の日本や世界を取り巻く状況を背景とし、「近い将来私たちはどうしていけばいいのか」「いま、私たちは、何ができるのか」を話し合う時間を持ちたいと思います。
「過去は変えられなくても、現在と未来は新しく築くことができる」との、資料館初代理事長の髙實康稔氏の言葉にあるように、現在や未来をより良い方向に向けていくために、一緒に考えてみませんか?
ご参加をお待ちしております。
\開催概要/
日時 | 2023年5月27日(土)15:00~17:00(オンライン開場:14:50) |
場所 | オンライン(Zoom) |
主な対象 | 人権の問題や歴史、日韓関係の問題、韓国の歴史や文化に関心のある方※高校生、大学生、大学院生、20~30代の社会人を特に歓迎 |
参加費 | 学生:無料 社会人:500円 |
定員 | 50名 |
主催 | 日韓みらい若者支援事業 (事業の詳細) (認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)、NPO法人Asia Commons 亜洲市民之道) |
\お申込み方法/
Peatixにてお申し込みください。
※5月27日(土)10時に締め切ります。
※Peatixのサイトからの申込みが難しい場合は、次の内容を記載のうえ、事務局までメールでご連絡ください(宛先:jkmirai@acc21.org、担当:シャープ)。
- 氏名
- 所属(※任意)
- メールアドレス
- 本イベントを知ったきっかけ
- 本イベントに期待すること
- 年代(※任意)
\ご参加の方法/
お申込み確認後、メールでZoomの情報をご連絡します。
\プログラム(予定)/
14:50 開場
15:00 主催者あいさつ、講師紹介
15:10 講師のお話(崎山氏)
15:45 質疑応答
15:55 休憩
16:05 参加者間での意見交換
16:40 全体での振り返り
16:50 閉会あいさつ
17:00 閉会
\講演者プロフィール/
崎山昇(さきやま・のぼる)氏
(特定非営利活動法人岡まさはる記念長崎平和資料館 理事長)
1958年生まれ。両親が長崎被爆の原爆被爆二世。生前の岡正治氏が代表を務めた長崎在日朝鮮人の人権を守る会で会員として活動。岡氏死去後、1995年10月の岡まさはる記念長崎平和資料館の設立、その後の運営に携わる。2000年2月から事務局長を務め、2020年11月から理事長を務め現在に至る。
\団体紹介/
特定非営利活動法人岡まさはる記念長崎平和資料館
日本の無責任な現状の告発に生涯を捧げた故岡正治氏の遺志を継ぎ、市民の手で設立された。過去の日本の侵略と戦争における加害の真実について史実に即して明らかにする事業を行い、訪れる一人ひとりが、加害の真実を知るとともに被害者の痛みに思いを馳せ、一日も早い戦後補償の実現と非戦の誓いのために献身すること、そして反核・反戦・反差別・平和の実現と相互の人間連帯に寄与することを目的とする。
\主催団体について/
●認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
アジア12カ国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。
路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、貧しい農村女性の支援(スリランカ)、国際協力に携わる人材育成、
日韓みらい若者支援事業などに取り組んでいます。アジアの貧困問題や、現地での活動にかかわる様々なイベントを計画中です!
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●NPO法人AsiaCommons 亜洲市民之道(アジアコモンズ)
アジア各地の公民(市民および農民)、民間団体、文化・学術分野及び地方行政などと連携し、
アジア各地における個人に根ざした交流・協力関係が築かれるための紹介活動・国際協力・交流・公演などのイベントを行ない、
地域・個人の国際交流を推進して、日本および外国の参加者の個人の尊厳への意識および異文化理解の心をはぐくみ、
アジア市民としての連帯および豊かな生き方を探していくことを目的として活動中。
- 韓国語オンライン講座は下記で実施中。
https://hanmaum-sayama.com/teacher/ - 「韓国語があるちょっと幸せな暮らしの案内人」として対面、オンライン講座も実施中。
\「日韓みらい若者支援事業」とは?/
(特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)と、日中韓の市民活動家や在日外国人との交流に取り組む(特活)Asia Commons 亜洲市民之道と協働して「日韓みらい若者支援事業」を行っています。日本と、朝鮮半島(韓国・北朝鮮)にルーツをもつ若者たち(在日コリアン)そして韓国の若者たちが、それぞれ歴史を学び合い、共に未来を創ってゆくのを支援しています。主な活動内容は、学習会・“語り場”活動・フォーラムの開催、「日韓関係ダイレクトリー」や小冊子の発行と普及です。