【イベント】日韓みらい若者支援|”語り場”活動「あなたの近くの公園やお寺、庭先にも?! 朝鮮半島由来の石人像など」
日韓みらい若者支援|”語り場”活動「あなたの近くの公園やお寺、庭先にも?! 朝鮮半島由来の石人像など」
K-POP、ドラマ・映画、コスメ、フード、最近ではK文学、インテリアなど、韓国発の文化が大人気ですが、今から30年以上前の1988年にソウルオリンピックが開催され、日韓交流が活発になるまで、日本では韓国の人々の生活や文化などはほとんど知られておらず、”近くて遠い存在”という期間がありました。
しかし、日本と朝鮮半島との間には2千年近い交流があり、私たちの身近なところで、その軌跡を見ることができます。古くは稲作、仏教の伝来から、古墳の壁画、石人像、美術、工芸品、音楽、舞踊など、私たちが目にしたことがあるもの、活用しているものもたくさんあります。
そこで”語り場”グループ②では、”日本との文化的つながり”をキーワードに、「食」「陶磁器」「日本各地に残る交流の跡」というテーマで、各分野のエキスパートが、初心者にもわかりやすく解説し、現代の私たちの生活にどのようにつながっているかを学びます。予備知識がなくても、ご参加いただけます。高校生、大学生や社会人の方も大歓迎です!
【開催場所】オンライン(Zoom *)*申込み受付後、メールでご案内します
【参加方法】(2021年11月16日現在)本サイトにて参加申し込みおよびお支払い手続き
を行ってください。
Peatixからのご予約・お支払いが難しい方は、①ご氏名、②ご所属、
③Eメールアドレス、④講座で聞きたいこと/関心があること
をご記入の上、Eメールでお申し込みください
(送信先アドレス:jkmirai@acc21.org)。
【参加費】 高校生400円、大学生・大学院生500円、社会人1,000円*
(第3回および第4回分として。第1回講座開催前に支払いを完了された方は、
予約とお支払いをされる必要はありません)
*第1回・2回講座の内容をお知りになりたい方は、別途お問い合わせください。
参加者募集中!
第3・4回「あなたの近くの公園やお寺、庭先にも?! 朝鮮半島由来の石人像など」
(11月26日(金)、12月3日(金)19:00-21:00)
講師:深田晃二(ふかだこうじ)氏(神戸「むくげの会」会員、深田技術士事務所代表)
日本には朝鮮半島から渡ってきた石人像や石造物が数多くあります。王陵などで死者を守る墓守として建てられた石人像(文人石像と武人石像)には文字が刻まれていないため、元に建てられた場所を離れ、日本各地に渡ったものの大半は由来が不明なものです。
講師の深田晃二さんは、日本各地にある石人像や石造物を訪ねてその歴史や由来を丁寧に調べておられ、現在までに判明した数は約680点にのぼります。その場所は、博物館・美術館、公園、神社などのほか、早稲田大学、大手前大学、武庫川女子大学、天理大学などの大学、個人の庭先などさまざまで、私たちの身近にあるのです。
全2回の講義では、朝鮮石人像や石造物の本来の目的と歴史、渡ってきた経緯、韓国と日本各地にあるものの種類や場所などについて、写真などでわかりやすく解説していただきます。そして、日本国内での保存活動は、返還の問題はどうなっているか、など、ニュースで見聞きする課題についてもとりあげます。