フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”キャンペーン2024開始
2024年4月12日、フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”キャンペーンのためのクラウドファンディングを開始します。
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21（ACC21）は、一般社団法人アジア宗教者平和会議東京（ACRP東京）とともに、SDGsの最終年・2030年までにストリートチルドレンをZEROにするためのキャンペーンを2023年4月に開始しました。
フィリピンには、路上で暮らす子ども“ストリートチルドレン”が37万人いるとされ、その数は増えていると言われています。
子どもたちは、街角で食べ物や花を売ったり、信号待ちをしている車に近寄って、窓ふきをしたり、観光客が集まる場所やコンビニエンスストアの前で物乞いをしたりしています。約半年間続く雨季での生活はさらに過酷です。
このような子どもたちには、安心して寝泊まりできる場所や勉強をする機会がなく、やがて大人になっていきます。結婚して子どもが生まれても、路上の生活からなかなか抜け出すことができません。
私たちは、この貧困のサイクルを断ち切るためには、安心できる環境で健康的な生活をおくり、学校で学び、自ら選択した人生を歩むことができる子どもを一人でも増やし、1日でも早く路上での生活から抜け出せるようにすること、そしてその取り組みを37万人の子どもたちに広げていくことが必要だと信じています。
昨年に引き続き、このキャンペーンをさらに前進させるため、2024年5月31日までに250万円を目標にクラウドファンディングに取り組んでいます。
この期間にいただいたご寄付は、フィリピンの現地団体が実施するストリートチルドレン支援事業への助成活動や、私たちACC21が実施する若者の自立支援事業、そしてキャンペーン推進のために活用させていただきます。
ご寄付のほかに、このキャンペーンについての情報の拡散や、イベントやチャリティ・ラン＆ウォークへのご参加でご協力いただくこともできます。
ぜひ、路上で暮らす子どもたちが、安心できる環境で健やかに育ち、社会参画できる未来を一緒につくる仲間になってください。
