8/3開催|第2回学習会 民間レベルの政策対話・提言が拓く日韓の未来―「日韓フォーラム」の30年―
8月3日の午後、民間レベルでの政策対話・提言や日韓の未来像などについて学び考える学習会をオンラインで開催します。ぜひお気軽にご参加ください。
詳細・お申込URL:https://nikkanmirai-gakushukai-20240803.peatix.com/
「日韓みらい若者支援事業」では、2024年8月3日(土)の午後、オンラインで第2回学習会を開催します。
政治状況の変化が、国家間の関係に強い影響を及ぼすこともある日韓関係ですが、民間レベルでは長年、両国の人々が互いに高い関心を持ち、交流しています。2023年に韓国を訪れた日本からの観光客は11年ぶりに1位となり、日本を訪れる観光客の出身国第1位は韓国です。
サッカー「2002年FIFAワールドカップ」は、アジアで開催された初の大会で、それぞれ招致に名乗りを上げた日本と韓国が、紆余曲折を経て共催する形で行われました。日韓共催についての提案は、1995年に開催された「日韓フォーラム」で提言内容のひとつでもあり、同大会後の2003年6月に日本を公式訪問した盧武鉉大統領(当時)と小泉純一郎総理大臣(当時)の首脳会談後の『日韓首脳共同声明-平和と繁栄の北東アジア時代に向けた日韓協力基盤の構築-』において「未来に向けた日韓両国間の協力を強化していくための基盤は、次世代を担う若者を中心とした各界各層間の深い相互理解と温かい友情、そして活発な人および文化の交流であることを認識し、それらを拡大・深化させていくために、これまでの協力関係を維持・発展させていくこととし、特に以下の点につき、共に努力してくとこととした。」とし、その一つに「日韓フォーラムを始めとした日韓間の知的交流の一層の発展を図っていく。」と、「日韓フォーラム」の存在についても言及されました。
「日韓フォーラム」は、(公財)日本国際交流センター(JCIE)が1993年から行う民間レベルの政策協議のためのフォーラムです。学会、経済界、メディア等多様なメンバーが参加して集中的な議論を行い、日韓政府や社会に向けて提言しています。2015年からは、日韓両国の大学・大学院生などが発表を行い、シニアメンバーと議論を行う「日韓ジュニアフォーラム」も開催されています。
本学習会では、同フォーラムを担当する船木大氏(JCIEシニア・プログラム・オフィサー)を講師に迎え、「日韓フォーラム」「日韓ジュニアフォーラム」の概要、これまでのフォーラムでの議論や提言についてお話しいただきます。また、2025年の日韓国交正常化60周年に向けての、「日韓ジュニアフォーラム」に期待される役割についてもお聞きします。
「日韓の両国関係にはどういう未来が描かれているのか?」、「どのように両国関係が育っていくのが望ましいか」などの未来像について参加者の皆さんと意見交換をする参加型の学習会です。
市民、民間の立場から行う提言が政策にどのような影響をもたらすことができるかなどについて、一緒に考えてみませんか?
皆さまのご参加をお待ちしています。
\開催概要/
第2回学習会 民間レベルの政策対話・提言が拓く日韓の未来―「日韓フォーラム」の30年―
【日時】2024年8月3日(土)14:00~16:00(オンライン開場は13:50)
【会場】オンライン(zoomを利用)
【講師】船木 大氏((公財)日本国際交流センター シニアプログラムオフィサー
【主な対象】(高校生、大学生、大学院生、20~30代の社会人を特に歓迎)
―アドボカシー(政策提言)に関心のある方
―朝鮮半島の歴史や、日韓関係の問題に関心がある方
【定員】50名
【参加費】学生:無料、一般:500円
【主催】日韓みらい若者支援事業 (事業の詳細)
(認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)、NPO法人AsiaCommons 亜洲市民之道)
\プログラム(予定)/
14:00 オープニング
14:10 講義(船木 大氏)
質疑応答後、意見交換
16:00 終了
\お申込み方法/
Peatix(https://nikkanmirai-gakushukai-20240803.peatix.com/)を通じてお申し込みください。
※8月3日(土)12:00に締め切ります。
※Peatixのサイトからの申込みが難しい場合は、
1)氏名 2)所属 3)年代(任意)4)メールアドレス 5)本イベントを知ったきっかけ、6)本イベントに期待すること
上記の内容を記載の上、事務局までメールでご連絡ください(送信先メールアドレス:jkmirai@acc21.org 担当:シャープ)。
\ご参加の方法/
お申込み確認後、メールで参加についての情報をご連絡します。
\講師プロフィール/
船木 大(ふなき だい)氏((公財)日本国際交流センター シニアプログラムオフィサー)
2014年3月に公益財団法人日本国際交流センターに入所し、日韓フォーラムをはじめとする二国間対話プログラム、日米議員交流、米国議会スタッフ交流プログラム、日米次世代政治リーダー交流プログラム(米国青年政治指導者会議との共催)などを主に担当。その他、米国や韓国、オーストラリアの大学や研究機関との交流事業や国際会議などの運営も担った。現職以前は、損害保険関連会社にて海外医療アシスタンス、企業向けの海外医療事情分析および海外危機管理などの業務に従事。テンプル大学教養学部卒業。東洋英和女学院大学院国際協力研究科修士課程修了。ミズーリ大学、南オーストラリア大学に留学。
\主催団体について/
◎認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
アジア12カ国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、日韓みらい若者支援事業、国際協力に携わる人材育成などに取り組んでいます。アジアの貧困問題や、現地での活動にかかわる様々なイベントを行っています。
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◎NPO法人AsiaCommons 亜洲市民之道(アジアコモンズ)
アジア各地の公民(市民および農民)、民間団体、文化・学術分野及び地方行政などと連携し、アジア各地における個人に根ざした交流・協力関係が築かれるための紹介活動・国際協力・交流・公演などのイベントを行ない、地域・個人の国際交流を推進して、日本および外国の参加者の個人の尊厳への意識および異文化理解の心をはぐくみ、アジア市民としての連帯および豊かな生き方を探していくことを目的として活動中。
・「韓国語があるちょっと幸せな暮らしの案内人」として対面、オンライン講座も実施中。
・韓国語オンライン講座は下記で実施中。
https://asiacom.exblog.jp/
\「日韓みらい若者支援事業」とは?/
(特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)と、日中韓の市民活動家や在日外国人との交流に取り組む(特活)AsiaCommons 亜洲市民之道と協働して「日韓みらい若者支援事業」を行っています。日本と、朝鮮半島(韓国・北朝鮮)にルーツをもつ若者たち(在日コリアン)そして韓国の若者たちが、それぞれ歴史を学び合い、共に未来を創ってゆくのを支援しています。主な活動内容は、学習会、“語り場”活動、スタディツアー、フォーラムの開催、「日韓関係ダイレクトリー」(隔年発行)と活動をまとめた小冊子の発行と普及、日韓の若者・関係団体間の訪問、対話交流(スタディツアー)。