4/13開催|ストリートチルドレンのための国際デー記念フォーラム2024「立ち上がるフィリピンの元ストリートチルドレンたち」
4月13日(土)の午後、「立ち上がるフィリピンの元ストリートチルドレンたち」をテーマに、フィリピンから子ども時代に路上生活を経験した2人の若者を迎えてオンライン・フォーラムを開催します!
詳細・お申込URL:https://sczero2024apr13.peatix.com/view
フィリピンには、路上で暮らす子どもたち“ストリートチルドレン”が約37万人もいると言われています。子どもたちの多くは、満足に食事をとることもできず、学校に行くこともできません。中には親の虐待から逃げ出して路上で生活する子ども、身体的・性的搾取を受ける子どもや、罪を犯して少年鑑別所に収容される子どももいます。まさに、子ども時代を奪われ、社会の片隅に追いやられています。
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)と、一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(ACRP東京)は、SDGsの最終年・2030年までにストリートチルドレンをZEROにすることをめざし、2023年から現地NGOと共に「フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”キャンペーン」を本格的に始動しました。
2024年は、「ストリートチルドレンのための国際デー」の翌日となる
4月13日(土)の午後に、「ストリートチルドレンのための国際デー記念フォーラム2024」をオンラインで開催します!
本フォーラムでは、子ども時代に悲惨な路上生活を経験しながら、勉強を続け、大学を卒業した後、大きな社会的役割を果たしつつある2人の若者に「フィリピンのストリートチルドレンの世界とより公正な社会に向けての“夢”」について語っていただきます。
また、日本側参加者の皆さんからのご質問や意見を受けて、フィリピンのストリートチルドレンZEROに向けての連携・協働のあり方などについて自由に意見交換をしたいと考えています。
ぜひイベントにご参加いただき、ストリートチルドレンをZEROにするためにできることを一緒に考えてみませんか。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
\開催概要/
ストリートチルドレンのための国際デー記念イベント
『立ち上がるフィリピンの元ストリートチルドレンたち』
【日時】2024年4月13日(土)14:00~16:30(開場:13:55)
【会場】オンライン(zoomを利用)
【登壇者】元ストリートチルドレンの若者
- ケイ・アン・イグル氏
- ジュード・ナティビダッド氏
【定員】 80名
【参加費】無料
【主催】認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)、一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(ACRP東京)
\プログラム(予定)/
- 開会のあいさつ
- 2人の元ストリートチルドレンによる講演「立ち上がるフィリピンの元ストリートチルドレンたち」
- 質疑応答、意見交換
- ストリートチルドレンZEROキャンペーンの概要のご紹介
- 閉会のあいさつ
\お申込み方法/
Peatix(https://sczero2024apr13.peatix.com/view)を通じてお申し込みください。
4月12日(金)日本時間15時に締め切ります。
ご不明な点がありましたら、メール(info@acc21.org、担当:辻本)にてお問い合わせください。
\ご参加の方法/
前日までに、お申し込み時にいただいたメールアドレス宛に、ご参加に必要なZoomのIDとパスワードをお送りします。
ご参加にご不安がある場合などは、メール(info@acc21.org、担当:辻本)にてお問い合わせください。
\登壇者プロフィール/
◎ケイ・アン・イグル氏
フィリピンのマニラ北墓地で生まれ、以来両親やきょうだい、親戚と墓地で暮らす。荷物運びをする父と道路清掃員の母の収入では不十分だったため、3歳の頃から家計を助けるために路上で物乞いを始め、その2年後にはサンパギータ・レイ(白い花をつなげて首飾りにしたもの)の販売を始める。8歳前後でNGO「チャイルドホープ・フィリピン財団」に出会い、路上教育で子どもの権利などを学び始める。周囲から「墓地に暮らす人は信用できない」といじめを受けるが、同財団からの奨学支援も活用しながら学業を継続し、大学で「観光学」の学位を取得。しかし、奨学支援だけでは生活費や学費を十分に賄うことはできなかったため、路上での物乞いやレイの販売は大学まで続けた。現在は、公共事業道路省の職員として働く。
◎ジュード・ナティビダッド氏
6歳のときに父親の借金で住む家を失い、路上生活を余儀なくされる。小学生の頃に両親が離婚したため学校を諦め、路上で物乞いや小物の販売をして家計を助けた。7歳のとき、偶然に出会ったNGO「チャイルドホープ・フィリピン財団」の路上教育に参加したことをきっかけに、知識や経験を身に付けると同時に子ども権利擁護のリーダーとして成長した。家計のために休学を繰り返したが、。篤志家の支援もあり、昨年大学を卒業。2018年にバランガイ(フィリピンの最小行政単位)の青年活動を推進する「青年評議会」の委員長に選出され、2022年にはコロナ禍での活躍でマニラ市と大統領室直属の全国青年協議会から表彰を受けた。現在は、ACC21の現地協力団体「チャイルドホープ・フィリピン財団」に所属し、ACC21との協働事業や”ストリートチルドレンZERO”キャンペーンを担当する。
\主催団体プロフィール/
◎ACC21とは?
認定 NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、アジア13か国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。フィリピン・マニラで“2030年までにストリートチルドレンをゼロにする”を目標に現地NGOや政府の人たちとの協働を進めるとともに、現地NGOと協働で若者の自立支援にも取り組んでいます。
詳しくは: ウェブサイト|Facebook |X|Instagram
◎ACRP東京とは?
2017年に 「アジア宗教者平和会議」の事務局が日本に置かれたことを機に設立されました。「アジア宗教者平和会議」の諸会議や大会の運営のほか、日本国内の諸宗教組織や NGO/NPO諸団体と協力して、平和活動を行うとともに、自然災害および紛争などの被害者への救援活動を行っています。そしてフィリピンでは ACRP 旗艦プロジェクトのひとつとして、 貧しい女性や子どもたちの人身売買の阻止活動に取り組んでいます。
詳しくは:ウェブサイト