第1回は11/25開催|『韓国学ハンマダン』執筆者から学ぶ韓国の歴史と現代社会(日韓”語り場”活動グループ2)
「日韓みらい若者支援事業」の“語り場”活動では、2023年11月25日(土)、12月8日(金)、12月16日(土)に、オンラインで下記の講座を開催します。
詳細:https://nikkan-katariba-g2.peatix.com/
『韓国学ハンマダン』執筆者から学ぶ韓国の歴史と現代社会
「韓国をもっと知りたいあなたに」
『韓国学ハンマダン』(2022年11月発行、岩波書店)の帯には、そのように書かれています。
10~20代の頃に韓国社会と出会い、その後10年以上韓国と関わりを持つ11人の若手研究者が、現在の日本社会に広がっている韓国理解はどこから生まれてきたのかを掘り下げ、韓国での生活で体験したことや、それぞれの専門分野から見える韓国理解の方法を示すことに意味があるのではないかと執筆した本です。
今回の”語り場”では、『韓国学ハンマダン』から複数の執筆者の方に各回ご登壇いただきます。
第1回と第2回は、『韓国学ハンマダン』で学ぶ講座で、第1回のテーマは韓国現代史、第2回は韓国の現代社会や文化についてです。執筆者ご自身の韓国や朝鮮半島との関わりや課題に取り組むようになった経緯などお話を伺います。第3回は、韓国の「今」を日本と絡めながら、韓国の今をどう日本に伝えるかについてお話をお聞きします。原則として、全回参加していただくことを前提とします。
韓国での留学や仕事の経験が豊富で、韓国と関わりを持ち続けている若手研究者の方からお話を聞ける機会です。各回とも、講師のお話の後は、自由な意見交換の場となります。聞いてみたいこと、話してみたいことを是非お話してみてください。
活動を始めて4年目となる「日韓みらい若者支援事業」では、2024年2月に、韓国を訪問するスタディツアー「韓国市民との対話と実地体験で学ぶー日本の植民地時代、朝鮮戦争、これからの平和(仮)」を企画しています。この“語り場”では、ツアーで訪れる場所に関連するお話もあります。
韓国に行きたい、もっと知りたい、と思っている皆さん、この“語り場”に是非参加してください。
\開催概要/
日時 |
第1回 2023年11月25日(土)14:00~16:00(開場:13:50) ※各回時間が異なるため、ご注意ください。 |
場所 | オンライン(Zoom) |
主な対象 |
―韓国を知りたいという方 (高校生、大学生、大学院生、20~30代の社会人を特に歓迎) |
参加費 | 無料 |
定員 |
30名 |
主催 |
日韓みらい若者支援事業 (事業の詳細)((特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)、(特活)Asia Commons 亜洲市民之道) |
\お申込み方法/
Peatixにてお申し込みください。 ※原則全3回のご参加を前提としますが、ご事情により欠席する回がある場合には、お申込み時にその旨をご記入ください。
第2次締切:12月7日(木)15時締め切り
※Peatixのサイトからの申込みが難しい場合は、次の内容を記載のうえ、事務局までメールでご連絡ください(宛先:jkmirai@acc21.org、担当:シャープ)。
- 氏名
- 所属(※任意)
- メールアドレス
- 本イベントを知ったきっかけ
- 本イベントに期待すること
- 講師への質問
- 年代(※任意)
\ご参加の方法/
お申込み確認後、メールで詳細をご連絡します。
\各講座のご紹介/
第1回
『韓国学ハンマダン』で学ぶ韓国現代史 2023年11月25日(土)14:00~16:00
講師:緒方義広氏(福岡大学人文学部東アジア地域言語学科准教授)
「韓国にとっての在日コリアン」
講師:青木義幸氏(獨協大学非常勤講師)
「韓国の民主化運動」
ファシリテーター:上山由里香氏(成均館大学校東アジア学術院客員研究員)
第2回
『韓国学ハンマダン』で学ぶ韓国の現代社会・文化 12月8日(金)18:00〜20:00
講師:朝比奈祐揮氏(韓国外国語大学校国際地域大学院助教授)
「ミレニアル世代の経験:教育、労働、ジェンダー」
講師:佐々紘子氏(サイバー韓国外国語大学校助教授)
「往還する言葉たち」
ファシリテーター:上山由里香氏
<プログラム>
18:00 主催者挨拶
18:05 ファシリテーターからの紹介
18:10 講師とのお話(朝比奈氏、佐々氏)
18:45 講師のお話(執筆章について)
19:15 質疑応答&意見交換(質問はチャットでも受け付ける)
19:55 事務局からのお知らせ、閉会挨拶
20:00 終了
第3回
韓国の今をどう日本に伝えるか 12月16日(土)16:30~18:30
講師:曺美樹氏(日韓市民社会交流コーディネーター)
「韓国の市民社会・平和活動の実践」
講師:徐台教氏(ジャーナリスト)
「南北に分断された朝鮮半島」
ファシリテーター:シャープ茜(「日韓みらい若者支援事業」事務局)
\講師プロフィール/
第1回
緒方義広(おがた よしひろ)氏
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科准教授。1976年、神奈川県川崎市出身、明治学院大卒。政治学博士(延世大)。専門は日韓関係、現代韓国社会、在日朝鮮人をめぐる問題など。韓国KBS World Radio日本語放送「とっておき韓国ノート」に出演、韓国紙「亞洲経済」にはコラムを連載中。著書に、約19年にわたる韓国での生活経験をもとに執筆した『韓国という鏡』(高文研)がある。
青木義幸(あおき よしゆき)氏
獨協大学非常勤講師。1981年、兵庫県生まれ。明治学院大卒。東京大学総合文化研究科博士課程単位取得退学。専門は地域研究、社会運動論。
第2回
朝比奈祐揮(あさひな ゆうき)氏
韓国外国語大学校国際地域大学院助教授。社会学博士(ハワイ大学)。ハーバード大学ポストドクトラルフェローを経て現職。
佐々紘子(ささ ひろこ)氏
サイバー韓国外国語大学校日本語学部助教授。言語学博士(韓国外国語大学校)。1977年、埼玉県出身。専門は、日本語学と日韓対照研究。2002年から韓国在住。
第3回
徐台教(そ てぎょ)氏
「コリア・フォーカス」編集長、Yahoo!ニュースエキスパートオーサー。韓国在住ジャーナリスト。1978年、群馬県出身。1999年から韓国在住。ソウル外国人特派員協会(SFCC)正会員。過去にNHK、TBS-BS、日テレBSなどのテレビ番組や、TBSラジオ『荻上チキ・Session』やJ-WAVE『JAM THE WORLD』などのラジオ番組に出演。他に『週刊エコノミスト』『東洋経済オンライン』『論座』『世界』などに寄稿。
曺美樹(ちょう みす)氏
1976年、東京都出身。日本で国際交流NGOピースボートのスタッフとして従事後、2014年から韓国在住。日韓の市民社会活動をつなぐ交流のコーディネートや通訳、平和教育に関する活動に携わる。現在、韓国のニュースの日本語翻訳、韓国KBSワールドラジオ日本語放送のパーソナリティーとして活動中。
第1回、2回 ファシリテーター:
上山由里香(うえやま ゆりか)氏
成均館大学校東アジア学術院客員研究員。1980年、福井県生まれ。専門は韓国・東アジア近現代史。2009から2017年まで韓国・成均館大学校に留学(文学博士)。2011年から日中韓3国共同歴史編纂委員会日本委員として歴史教材の編纂にも携わる。現在は育児のかたわら研究活動を行う。
\主催団体について/
(特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
アジア12カ国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。
路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、貧しい農村女性の支援(スリランカ)、国際協力に携わる人材育成、
日韓みらい若者支援事業などに取り組んでいます。アジアの貧困問題や、現地での活動にかかわる様々なイベントを計画中です!
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●(特活)AsiaCommons 亜洲市民之道(アジアコモンズ)
アジア各地の公民(市民および農民)、民間団体、文化・学術分野及び地方行政などと連携し、
アジア各地における個人に根ざした交流・協力関係が築かれるための紹介活動・国際協力・交流・公演などのイベントを行ない、
地域・個人の国際交流を推進して、日本および外国の参加者の個人の尊厳への意識および異文化理解の心をはぐくみ、
アジア市民としての連帯および豊かな生き方を探していくことを目的として活動中。
- 韓国語オンライン講座は下記で実施中。
https://hanmaum-sayama.com/teacher/ - 「韓国語があるちょっと幸せな暮らしの案内人」として対面、オンライン講座も実施中。
\「日韓みらい若者支援事業」とは?/
(特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)と、日中韓の市民活動家や在日外国人との交流に取り組む(特活)Asia Commons 亜洲市民之道と協働して「日韓みらい若者支援事業」を行っています。日本と、朝鮮半島(韓国・北朝鮮)にルーツをもつ若者たち(在日コリアン)そして韓国の若者たちが、それぞれ歴史を学び合い、共に未来を創ってゆくのを支援しています。主な活動内容は、学習会・“語り場”活動・フォーラムの開催、「日韓関係ダイレクトリー」や小冊子の発行と普及です。